外科・小児外科

外科

外科

当クリニックでの外科治療として、外傷・熱傷・皮膚及び皮下の腫瘍などを対象疾患としております。
(事故などで、ねんざ、骨折の心配がある時などは整形外科を受診なさってください) 具体的には、切りキズ、擦りキズ、やけど、粉瘤(アテローム)、蜂窩織炎、その他にそけいヘルニア、痔など、広く診療しています。
また、専門的な治療が必要な場合は、近隣医療機関とも提携しておりますので、適切な治療ができるようご対応させていただきます。

粉瘤(アテローム)

粉瘤(アテローム)​

粉瘤(アテローム)に対して、強い炎症を伴う場合はすみやかに切開(表面の皮膚を少し切ること)して、膿みを外に出します。
特に赤みや痛みを伴わない場合は、外科的切除手術が選択肢になります。巨大なものでなければ、侵襲の少ない“くり抜き法”という手術法を保険診療で施行しております。
良性腫瘍ですが、放っておくと、炎症を起こしたり、非常に大きくなったりするものもあるので、ある程度以上の大きさになったものは切除したほうがよいでしょう。

小児外科

小児外科

あまり耳慣れない小児外科とは、こどもたちの外科一般を対象としています。
外科といいますと、けが(外科)や骨折(整形外科)がすぐに頭に浮かびますが、こどもたちの外科一般には、外からみえる病気ばかりではなく、手術が必要なおなかの病気もあります。もちろん、病気によっては手術よりむしろ、こどもたちの成長発達に応じて、手術をしない治療を提供するのも小児外科医の役目です。
どんな治療が必要か不要か、また手術をするならいつどんな時がこどもたちにとって最善かといったことを診断し、アドバイスいたします。
小児外科専門医に相談していただきたい病気です。

当クリニックで通院治療できる病気

  • 外傷

切り傷・擦過傷・熱傷・打撲

  • 体表

臍ヘルニア(でべそ)・臍肉芽腫・包茎・粉瘤(アテローム)

  • 消化器

胃食道逆流症・胃炎・慢性便秘・血便・肛門周囲膿瘍・痔・裂肛・肛門皮垂・直腸肛門脱

提携施設で院長が手術を行う病気※

  • 体表

耳前瘻・正中頚のう胞・側頚瘻・臍ヘルニア

  • 鼡径部

鼠径ヘルニア・精索水腫・陰のう水腫・停留精巣

精密検査・入院が可能な専門施設に紹介を行う病気

  • 体表

血管腫・リンパ管腫・漏斗胸など

  • 消化器

先天性食道狭窄症・肥厚性幽門狭窄症・腸回転異常症
外傷性十二指腸壁内血腫・上腸間膜動脈症候群
腸重積症・内ヘルニア・その他の腸捻転
胆道閉鎖症・胆道拡張症・ヒルシュスプリング病
急性虫垂炎・メッケル憩室炎・結腸ポリープなど

  • 泌尿器・生殖器

水腎症・卵巣のう腫など

※提携施設:戸塚共立第2病院(横浜市)で、2泊3日の入院で手術を行います。

>>戸塚共立第2病院のホームページはコチラ

水曜日の午後に入院し、当クリニックが休診日の木曜日の午前中に手術をします。
翌日、金曜日の午前中に退院となります。
手術前の検査・入院 / 手術の予約・術後の経過観察などは、全て当クリニックで行います。気軽にご相談ください。

臍ヘルニア(でべそ)について

臍ヘルニア(でべそ)について
Q

臍ヘルニア(でべそ)ってどんな病気?

A
臍の緒が通っていた穴が閉じきらずに腹壁に穴が開いたままの状態で、お臍の皮膚の下に腸が出たり入ったりする病気です。
Q

自然に閉じるからほっておいて良いと聞いたけど?

A
自然に閉じるからほっておいて良いと聞いたけど?

確かに臍ヘルニアは自然治癒傾向があり、1歳までに80%くらいは穴は閉じます。
しかし、閉じるまでの過程で、お臍の皮膚が伸びたり、厚くなったりして閉じても梅干しが付いているようなお臍になってしまうことも多いのです。

Q

民間療法の、コインや絆創膏を赤ちゃんのお臍に貼るのは、効果がないばかりかコインで腸の血液が止まったり、絆創膏により皮膚がただれる場合あるってWikipediaに書いてあったけど?

A
以前のコインは固くて弾力性がなく、絆創膏は粘着度が強いなど、素材に問題がありました。
しかし、現在、スポンジと傷保護フィルムの組み合わせによる圧迫療法は、素材の進化により安全に施行でき、臍ヘルニア圧迫指導管理料として保険医療で認められた治療法になります。
Q

スポンジ圧迫法の具体的なメリットとデメリットを教えて?

A

メリットは、生後2ヵ月頃から始めれば、3ヶ月程度の治療期間で95%くらいが閉鎖します。また、皮膚が過剰に伸びることがないため、綺麗な形で治ることです。
デメリットは素材が進化したとはいえ、赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、20%くらいは皮膚が赤くなることがありますが、2~3日お休みすれば回復します。
継続できない皮膚炎になる赤ちゃんも5%程度いらっしゃいます。

  • 【臍ヘルニア】

    【臍ヘルニア】

  • 【スポンジ圧迫法】

    【スポンジ圧迫法】

  • 【2週間後】

    【2週間後】

  • 【2ヵ月後】

    【2ヵ月後】

  • 【8ヵ月後】

    【8ヵ月後】

Q

具体的に治療を受けるには?

A
細かな注意点の説明を受ける必要があるので、当クリニックもしくは最寄りの小児外科の専門医にご相談ください。

ご予約・ご相談はお気軽に

体のことでお悩みでしたら、大宮区にあるすずきファミリークリニックまで、
まずは、お気軽にお問い合わせください。

  • お気軽にお問い合わせください 048-788-3476
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